人気ブログランキング | 話題のタグを見る

Beautiful Japan 絵空事 bjjapan.exblog.jp

日々徒然に思いつくままを・・・MISAKOの独り言です。


by beautifuljapan

春日山原始林 8月17日

春日山原始林 8月17日_c0067206_16412451.jpg

御蓋山(みかさやま)は太古よりの霊山でした。
その頂上には、春日大社第一の祭神武甕槌命(たけみかづちのみこと)が768年に白鹿に乗り天降ったとされている神跡 があり、本宮神社としてまつられています。

841年(承和8年)3月1日に神山として狩猟と伐採が禁止され、以来春日大社の聖域として保護され、1100年以上も人手の加えられていない 原生林が春日山(最高峰花山、498m)と御蓋山(標高294m)一帯にひろがっています。
これが国の特別天然記念物に指定されている「春日山原始林」(約300ha)で、カシやシイ類などの常緑広葉樹林を 主体とした原始林となっています。最近(2002年)、原始林を対象とした巨樹・巨木調査がおこなわれ、巨木1425本が確認されました。
その数は日本一だということです。

また、貴重な植物やシダ、コケ類、珍しい鳥類、1000種以上の昆虫が生息しています。
町に近い為、動物の種類はそれほど多くはないのですが、モリアオガエルやカスミサンショウウオなどの珍しい生物 も生息しています。
 
春日山は、人とのかかわりにおいて、山や自然そのものを神とする日本古来よりの神道を現すものとして 、また、春日大社の社叢として保護されてきた経緯により、古都奈良における文化的景観を構成する資産として、自然遺産ではなく文化遺産として世界遺産に登録されました。
御蓋山にはいくつ かの社があり、頂上には本宮神社が建っていますが、通常は立ち入り禁止で見ることは出来ません。
山の周囲には遊歩道があり、紅葉の季節には訪れる人も多いようです。

今まで見たこともないような木々が並んでいて、本当に興味深い森でした。
今までは信州や新潟のブナの森や杉や赤松、カラ松の森を見てきましたが…やはり種類が違うのでしょうね・・・。
幹の太さ3m以上の巨木が1500本近くあり、中には樹齢千年を超えるものもあるようです。
常緑の広葉樹林に、針葉樹が混在し、1000種類以上の動物が暮らす豊かな森です。

下の地図のB~Cまでの一方通行の道が春日山原始林ということなのですが・・・
ホテルの人に聞いたら車がボロボロになるので車ではいかない方がいいということでした・・・。
Bの料金所で聞いたら・・・歩く人が多いとのこと・・・ボロボロになるというのは舗装されていないからですね・・・。
何キロですか?と聞いたら4キロとのこと・・・往復8キロ歩いてくるのは無理だな~と思ったので900円払って車で行くことに・・・この道を900円は高いよな~と思いながら・・・^^;
でも、涼しい・・・車から降りて・・・これなら歩けそうだねと言っていました・・・。
今まで来た道とは・・・まったく違う空気が流れているような感じがしたのは私だけでしょうか…。

今度来たら・・・ゆっくり彷徨ってみようと心に誓いました・・・(笑)

ここに来たのは・・・数日前に偶然見たテレビで・・・それまでは涼しい開田高原のそば畑や、花の綺麗な伊吹山に行こうかなんて思っていたのですが・・・
テレビの向こうの大きな木を見てしまったら・・・もう駄目でした~(笑)

言われちゃいました・・・伊吹山にいっていたら綺麗な写真が撮れたのに・・・・・・
でも・・・私らしいね~って・・・こまったもんですぅ~しょうがない・・・♪(*^^*)
春日山原始林 8月17日_c0067206_1901140.jpg

by beautifuljapan | 2007-08-17 10:48 |